梅田君へ（所沢市在住だった梅田君へ）

中学に進級する直前の春休み

うちの両親が俺の英語力を気遣って通わせてくれた高田馬場のビッグボックスにある英会話スクールがあった。

1977年春先のことなのでスクールの名前も覚えていない。

確か1週間程度の臨時短期セミナーみたいなのだった。

中学入学前のヤンチャ坊主が何人か居たと思うけど、たまたまそこで仲良くなった梅田君。

特に連絡先を交換することもなく最終日に高田馬場駅で別れたっきり。

なんとなくお別れの言葉を掛けた。

『じゃ、これで会うこともないかもしれない。

元気で頑張ろう！』

みたいな言葉を生意気にも俺から掛けたら、梅田君は今にも泣き出しそうな顔をしていた。

本当にピュアだった梅田君。

今も元気で居てくれるだろうか。

あれから41年も経ちました。

もしここを見てくれてたら気軽に連絡ください。

梅田君へ。