下井草ラーメン御天-2

ご覧くださっている皆様

年も明け2025年がスタートしております。

大変遅いご挨拶となりますが本年もよろしくお願い申し上げます。

 

前回の続きです。

下井草ラーメン御天から、昨年末で創始者の岩佐社長が引退されました。

 

岩佐社長に引退前夜にお聞きできた貴重なお話の一部をご紹介したいと思います。


光山
「岩佐社長、長らくご馳走になってきました。
いつもご馳走様でした。ありがとうございました。
前々からお訊きして良いものが迷っておりましたが【なんでんかんでん】時代の川原ひろし社長との繋がりなどお聞かせ頂けますでしょうか?」

岩佐社長
『彼とは高校の同級生でね、彼は先に東京に出て、歌とか色んなことをやっていたんですよ。私はその頃福岡でイタリアンの料理人などやっていたんですが川原ひろし社長から連絡があって、、、』

川原社長
『まだ東京には本当の九州長浜ラーメンは進出してないよ。一緒にやろうよ!きっと成功するよ』

と言った展開で、川原社長に誘われて東京の環七・代田橋付近であの神話にまでなった大行列店【なんでんかんでん】が生まれたのだそうです。

その後紆余曲折を経て下井草にラーメン御天を立ち上げた、とのことでした。

【なんでんかんでん】に端を発するあの濃厚なスープを摂るには近隣との兼ね合いもあり賃貸物件だとなかなか条件が合わず物件探しも大変なようです。

下井草ラーメン御天は建物ごと岩佐社長ご自身の持ち物なので濃厚なスープを摂ることも出来たようです。

一時は横浜市の内陸:藤が丘店などもありましたがスープは下井草の本店で摂ったものを支店にシェアされていたようです。(千駄ヶ谷店も本店からスープ提供を受けていました)

経緯を知らず、ふと立ち寄った両国のラーメン【よかろうもん】も、どう見ても御天やなんでんかんでんと同系なので岩佐社長に

光山
「よかろうもんとは関係は?」

と聞くと

岩佐社長
『よくご存知で!!!笑 よかろうもんにも私が教えました笑』
とのことでした。


下井草ラーメン御天はオーナーが交代となり別の方がお店を引き継がれています。

新オーナーに代替わりしてからまだ行けていませんが岩佐社長のあの味を守り続けて頂けたらと切に願っております。

近々食べに行ってきます。