尾上の松-尺八手付

近々助演でお招きいただいている森千恵子先生の会で演奏する

【尾上の松】

 

作曲者不詳、箏手付けは宮城道雄先生です。

古くから尺八をされている大方の専門家はご存知と思いますが、実は尺八の手付けも宮城道雄先生の物がありますが、公刊されておりません。

あいにく画像などで紹介はできないのですが、手書きの楽譜で拍子などが大変読み辛いものです。

注)尺八の手書き譜面は宮城会の方ではなく、中井先生からの依頼で手書きを請け負った篁山会の門人さんによるものです。

 

宮城道雄先生による尺八の手付けは、手事のあたりは、まるで宮城曲のようなトリッキーな手付けになっており、合奏すると大変面白くスリリングな展開になるのですが、これをガッツリ演奏するには相当の経験とテクニックが必要となります。

今回は、楽の部分のみを宮城道雄先生の手付けで演奏し、他は都山流公刊の初代 星田一山師の手付けで演奏することにしました。

 

一般公開の千の会は、4月5日、日本橋公会堂です。

詳細は追ってお知らせ致します。

皆様のご来場をお待ちしております。